標高1800m 北八ヶ岳登山口にある深山秘境の湯宿です。
暑い夏に避暑にいきましたが、外の気温は16度
それだけでも涼しいのに
ここはぬる湯です。
ぬる湯でさらに涼しい思いをすることができます。
基本情報
- 住所 〒391-0212 長野県 茅野市 北山5520番地3
- 電話番号 0266-67-2733
- 日帰り入浴(西の湯のみ) 1100円
- 部屋休憩(東の湯、西の湯)2750円
温泉
渋御殿湯には「東の湯」と「西の湯」があります。
お勧めはなんといっても「東の湯」です。
東の湯は宿泊者限定ですが
部屋休憩を利用すれば東の湯、西の湯両方入れて
お部屋でゆっくりすることができます。
お風呂は6時~22時まです。
東の湯
東の湯には温度の違う湯舟が3つあります。

一番奥が 渋御殿湯源泉 26度
真ん中が 渋長寿湯源泉 31度
手前が 渋御殿湯の沸かし湯で42度
ぬる湯に入って、寒くなってきたら沸かし湯に入って
暑くなってきたらまたぬる湯に入っての永久ループです。
ただ何もありません。
シャワーや石けん類はもちろん、湯桶もないんです。
これは困りました。
なっちーはマイ湯桶を持ち込みました。

渋御殿湯の源泉は26度
冷たくてあまり入ることができませんでした。
でも霊力がありそうな気がします。

源泉かけ流しです。
硫黄が溜まっています。
この渋御殿湯は飲泉することもできます。

足元沸出の渋長寿湯です。
温度は31度
空気に触れることなくふつふつと湧いてくるのでとても新鮮です。
写真でお湯の表面が揺らいでいるのは底から湧いているからです。
ただ残念な事に足元沸出は男湯だけなんです。
男女入れ替わりもありません。
足元沸出の渋長寿の湯に入りた~い

女性用の渋長寿湯です。
足元から湧いていません。
男湯とは下でつながっていて、
お湯は男湯から流れてきます。
こちらは31度なので 長く入ることができました。
ただあまりに長く入ったせいか、
いつもは夜にトイレには行かないのですが、
3度も行きました。
身体が冷えたのかなあ。

こちらは渋御殿湯の沸かし湯で42度
冷えた身体を温めます。
使わない時は蓋をします。
一日に何度も入るのでそれがちょっと面倒でした。

脱衣室です。
籠があるだけで、洗面所、水道蛇口、時計はなく
ドライヤーもありません。
ドライヤーは受け付けで借りる事ができます。
西の湯
西の湯には二つの湯舟があります。

渋御殿湯源泉の26度の浴槽です。

こちらは温泉ではなく天然水を42度に加温した浴槽です。
ろ過循環で殺菌剤も入っています。

西の湯には洗い場があります。
こちらも沸かし湯は使わない時は重い蓋で閉める必要があります。

脱衣室は籠もなく棚だけです。
ベビーベッドはありました。
ここも洗面台やドライヤーはありません。
お部屋


館のあちこちに動物のはく製がありました。
西館

今回は西館に宿泊しました。
和室のお部屋で廊下と椅子のセットがあります。
トイレや洗面台はありません。

トイレは洋式ですが、水洗ではありません。
泡がたくさん流れる仕組みになっています。

ネポントイレと言うそうです。
これは珍しい。
こんなトイレは初めて見ます。
東館(湯治部屋)
今回は西館に泊まったのですが、
東西に長いお宿ですので東の湯がちょっと遠いです。
又、Wi-Fiも部屋には届かずロビー辺りまで出かけていました。
次回は東の湯に近い東館に泊まりたいなと思い
お部屋を見せて頂きました。

西館と比べると廊下と椅子のセットがありませんでした。
でも十分な広さと清潔感です。
こちらもお部屋にはトイレや洗面台はありません。

東館のトイレは和式のみです。
しかも水洗ではありません。
昔あった和式トイレの蓋がしてありました。
怖くて蓋は開けれませんでした。
これは無理
食事

夕食です。
夕食は-17-19時までです。

朝食です。
質素です。
その他

宿の近くの森です。
地面の緑のもふもふは苔です。
苔がここまで育つってすごいです。

電話やWi-Fiはつながらないものがありますのでご注意ください。
感想
平日だったこともあり
宿泊者は3組だけでした。
その中の登山客の方は温泉には入ってないみたいで一度も出会いませんでした。
温泉は貸し切り状態でとてもラッキーでした。
温泉宿というよりは山小屋に近いのでしょうか。
設備や食事はちょっと悲しい所もありました。
でもお風呂は最高です。
今回は西館に宿泊しましたが一泊2食付きで14000円ほどでした。
宿泊は楽天トラベルが便利です
\5と0のつく日はお得/