江戸時代の庄屋屋敷のたたずまいを残す日本旅館です。
格調高い日本庭園越に望む江の川は絶景
そんな素晴らしい建物で これまた素晴らしい日本料理を頂くことができます。
なっちーはもう感激しました。
亀が遊ぶ亭なんて 素敵な名前
なっちーにぴったりだわ
基本情報
- 住所:島根県邑智郡美郷町粕渕340
- 電話:TEL:0855-75-1245
- 定休日:不定休
- 予約が必要です。
建物
なっちーは日本庭園や美しい建築物が大好きです。
立派な門をくぐると
美し山を望んで どーんと広い空間があります。
その広さにびっくり
手入れの行き届いた日本庭園が出迎えてくれます。
こちらが入り口です。
門から入り口まで結構歩きます。(笑)
予約の時間に行くと、名乗っていないのに名前を呼んでくれて
「いらっしゃいませ。なっちー様ですか。
お食事は一階なんですが、まずはこちらに どうぞ。」と
2階の素晴らしいお部屋に通されました。
控えの間を通ると、見事な掛け軸のあるお部屋です。
そこを通って、さらに続く奥のお部屋
3部屋続きの和室です。
広縁にはソファーもあり 美しいお庭を眺めることができます。
宿泊するお部屋と思います。
ここで美味しいお茶とお菓子を頂きました。
これだけで 次のお料理への期待がさらに大きくなりました。
わくわく
お茶とお菓子と窓からの景色とお部屋を楽しんでいると
「お料理の準備ができました。」
とお食事のお部屋に案内されました。
ここも3部屋続きの和室の一番奥のお部屋です。
眺めも素敵です。
襖の柄は亀です。
なっちーがいっぱい。かわいいです。
お料理
いよいよ お料理です。
今回訪問したのは9月でしたので
鮎がメインでした。
向かって右上が鮎のお造り
鮎はよく頂くのですが、お造りは初めてです。
こちらは養殖なのですが、朝に運ばれてきたもので
朝まで生きていたとの事です。
向かって左上が 鮎の南蛮漬け
左下の丸いオレンジの球体がは、
鶏卵のみそ漬けです。
味噌漬けすることで水分が抜け、
濃くてとろっとした食感で
あ~ 食べたいけど もったいなくって 食べたくないという感じです。
黄色の小さな器の中は 鯛の昆布締めです。
こんな小さな器の中でも手の込んだお料理が入っていました。
次は鮎の塩焼です。
熱々の状態で運ばれてきました。
こちらの鮎は天然ものです。
次は鮎の味噌焼きです。
こちらも天然の鮎ですが、
今年は暑さのせいか 少し小さめだそうです。
栗ご飯の栗はお庭で採れたものだそうです。
お漬物も自宅で漬けたお漬物です。
茶そばです。
デザートです。
お料理はどれも 最高でした。
見た目も、味も、盛り付けも もう文句なしです。
食後の散策
お食事の後に料理長さんも出てこられ
美味しいお料理のお礼を述べることができました。
9月は鮎が中心ですが、冬場は猪などになるそうです。
ご夫婦でされているようで お二人ともとても感じのいい方でした。
お庭を見せてもらえるようお願いしたら
快く承諾してくれました。
わびさび感のある茶室です。
今回はお茶は頂きませんでしたが、
追加料金は必要ですが、お茶を頂くことができます。
玄関にあった 鶴と亀の置物です。
ここにもなっちーが。
感想
昨年この辺りを歩いていてたまたま見つけた亀遊亭です。
その時 お食事したいなあと思ったのですが、
その時は予約もしていなかったので、また行こうねになりました。
しかし、ホームページもありません。
町が作ったサイトに少し紹介がありましたが、
その写真ではそれほど美味しいようには見えなかったんです。
でも実際に訪れてもう感激しました。
この日は平日だったこともあり、私達だけの貸し切り状態でした。
このお部屋でこのお料理で 一人4000円+税の4400円です。
残念ながら温泉はないのですが、
次回は是非お泊りして、
この美しいお庭とお部屋で 素晴らしいお料理を頂きたいと思っています。